パソコン音痴は、キーボードを克服すれば9割消える

パソコンが苦手なのは、頭でも年齢でもない。原因はほぼ1個、キーボードがこわいだけだ。逆に言えば、キーボードにさえ慣れれば、あとはびっくりするほど簡単になる。

「パソコン音痴」は性格でも年のせいでもない

才能の話だと思ってる人が多いけど、関係ない。フルサイズのキーボードはキーが108個もある。これだけ並んでたら、自分には操れなさそうと思うのは当たり前だ。

たとえるなら、ボタンが108個ついた飛行機のコックピットにいきなり座らされて「さあ飛ばして」と言われてるようなもん。そりゃ無理。苦手なんじゃなくて、案内がないだけ。

打つのが遅いと、パソコンの全部がイヤになる

最初は、キーを1個探すのに3秒かかる。1行打つのに1分。メール1本書くのに15分。これじゃ何をするのも億劫になって当然だ。

逆に言えば、打つのが速くなるだけで世界が反転する。調べ物も、買い物も、連絡も、全部が「サッ」で終わる。便利の入口は、ほぼここしかない。

「声で打てばいい」は、思ったより使えない

ここは本音で言う。音声入力でラクすればいい、という話があるけど、おすすめしない。使いどころが、かなり限られるからだ。

そもそも人は、話しながら頭の中で文章を整える、なんて器用なことはできない。口から出てくるのは「えーっと」「あの」だらけのグダグダで、整った文章にはならない。

それに場所も選ぶ。電車、カフェ、職場。声を出せない場所だらけだ。スマホに向かってボソボソ独り言を言うのは少し抵抗感があるだろう。

結局どこかでキーボードに戻ってくる。だから、まずキーボードだ。

キーボードに慣れたら、あとは雪だるま式で勝手に得意になる

打てるようになると、気軽に試せる → たくさん失敗できる → 「壊れない」と体で分かる → こわくなくなる → ファイルの場所も操作も、自然と覚えていく。

最初の壁さえ越えれば、あとは坂道を転がるだけだ。難しいことを先にあれこれ覚える必要はない。まずキーボード。これ1点でいい。

練習はこの順番でやれ。段を1つずつ潰すのが最短

やみくもに打っても伸びない。順番がある。この通りにやれば、誰でもたどり着ける。

1. まずホームポジションを覚える。指の定位置だ

2. ホームポジションの段だけ練習する(A〜;)

3. 上の段だけ練習する(Q〜P)

4. 下の段だけ練習する(Z〜M)

5. 簡単な単語で打ってみる

6. 少し長めの単語に挑戦する

7. 最後にスピードを意識する

「数字や記号もブラインドタッチできなきゃダメ?」と思うかもしれないが、答えははっきり「できなくていい」。これまで見てきた中で、数字や記号まで手元を見ずに打てる人はほぼいない。そこは見て打てば十分だ。完璧を目指さなくていい。

ソフトを使え。この2つでいい

独学で黙々とやるより、ゲームで覚えたほうが早いし、続く。おすすめは2つ。

- 特打:有料ソフト。筆者はこれでゼロからブラインドタッチを覚えた。射撃ゲームみたいなコンセプトで、打ってて爽快感がある。1日1時間ほど、2週間でできるようになった。

- タイピングぼうえいぐん:完全無料。筆者が作ったミニゲームだ。インベーダーゲームみたいに、迫ってくる敵を打って迎撃しながら練習できる。
https://practice-pc.com/apps/typing-boueigun/

最初の壁さえ越えれば、パソコンはただの便利な道具になる

パソコン音痴は、才能でも年齢でもない。キーボードという最初の壁さえ越えれば、9割は勝手に消える。難しいことは、それからでいい。まずはキーボード。それだけだ。